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能登に、「みんな」でコミュニティハウスを作る

能登に、「みんな」でコミュニティハウスを作る

受付終了

2024年度通常枠

団体名

認定特定非営利活動法人カタリバ

公募期間

2025/05/15 (木) ~ 2025/06/10 (火) 15:00

採択予定団体数

事業前半(プランニンフフェーズ):4~6団体程度  事業後半(拠点設置フェーズ):3~4団体

助成予定期間

2025年9月1日〜2028年2月29日まで

助成予定額

プランニングフェース:1団体当たり最大300万円 利用使途:法人格取得、住民ワークショップ開催資金など 拠点設置フェーズ:1団体当たり4500万円程度 利用使途:改装に必要な建築士との設計委託費、工事費(耐震補強を含む)、家具家電設備購入費など ※一級建築士に改装費見積もりを依頼した結果、1件あたり4000万円程度との回答だったため、人件費として500万円(2年間)を助成額の目安とした

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たんぽぽ公募メッセージ

能登の未来を創ろうとするみなさまへ はじめに、能登半島地震により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げますとともに、復興に向けて尽力されている皆さまに、深く敬意を表します。 震災と豪雨に見舞われた能登。被災した建物の解体が進み、人口は流出、地域コミュニティが失われるのではないかという、心配や不安の声を多く聞きます。 一方で、私たちカタリバとREADYFORは、発災直後からこれまで能登に住む多くの皆様一人ひとりと話すなかで「会いたい人や大好きなまちのために、私も一緒に考え、今できることをしたい。」というたくさんの想いと願いに出会いました。 何かできないか。そう考えた時に、ひとつの仮説をたてました。 「みんなでつくる、未来をつくる拠点が こどもたちののびのびと育つ環境や自分の可能性を信じて挑戦する選択肢につながっていく」 「そのまちに住む『みんな』でつくる」 近くに住む友人やご近所さんの「みんな」でつくる。ここでなにをしようかワクワクしながら柱を建て、好きな色に壁を塗り、背丈の違いに合わせた家具も揃えていく。こどももおとなも関係なく、みんなが同じステージに立ち、笑い合いながら、ときには大変な思いもみんなで味わってつくっていく。出来上がっていくまでの過程を含めて、「みんなのもの」と思える場所をつくることで、自分らしくいられる心地よい環境が整えていくのではないでしょうか 「日本全国の能登への想いをもった『みんな』でつくる」 いま全国には、「能登のためになにかしたい、けど、関わり方がわからない。」という想いを持つ人たちがたくさんいます。そんな人たちも、拠点づくりを通じて仲間となっていく。現地の作業を手伝うだけではなく、遠方からオンラインで一緒に悩んだり、情報を広げたり。寄付で応援することもできるかもしれません。関わり方は十人十色。そのまちに住んでいないけれど、そのまちを大好きな人が、一人ひとりが小さなできることを積み重ねていくことが、新たな挑戦への力につながっていくのではないでしょうか。 まちの復興、まつりを盛り上げる、こどもたちの成長を見守る。それぞれの目指したい未来に向けて、まちにひらき、集い、対話しながら。一つずつ形にしていくことが、また新しい誰かの未来につながっていく、そんな拠点をみんなでつくりたいあなたの、はじめの「みんな」の一員となります。

公募情報

期待する活動概要

子どもたちの未来につながる拠点(コミュニティハウス)の設置及び活動 拠点は祭りの開催、一時帰省の場の提供、外部訪問者と地元住民との交流イベントの開催等、用途を問いませんが、多様な世代を巻き込みながら、こどもたちの未来につながる選択肢が持続的にあり続けることを目指し、実現可能な事業計画のもと推進することを期待します。また、活動地域内のみならず外の人・団体・企業などとの継続的に仲間でありつづける関係性(関係人口)を得る活動を期待します。 ​​①”みんなでつくる。”プランニングフェーズ プランニングフェーズにおいて、拠点の空間設計から施工計画、拠点設置以後の事業計画のブラッシュアップを行います。拠点設置フェーズにスムーズに移行できる準備(基本設計計画、施工計画及び拠点設置フェーズの具体的な活動計画)が整っていることはもちろん、プランニングにおいてもみんな(=活動地域の周辺住民や関係人口)を対話や試行実践の中に巻き込む活動を期待します。 ②”みんなでつくる。”拠点設置フェーズ 建物の建築や、既存建物の改装・修繕・耐震補強や周辺設備・什器購入等※   拠点設置フェーズにおいて、拠点の設置にかかる建築、周辺設備・什器の導入を行います。プランニングフェーズ同様、DIYやワークショップを通じて、みんな(=活動地域の周辺住民や関係人口)を拠点設置自体への参画を促し、拠点に物理的に関わり、その中で対話や未来を語り合う活動をし、それらの活動を踏まえた設置完了以降の事業計画に積極的に反映させていくことを期待します。 ③”みんなでつくる。”みらいビジョン策定と推進 拠点設置が復興完了ではないように、その先の未来を共に描いていくことを期待します。それまでの期間に拠点づくりに関わった方だけでなく、同じように復興を願う仲間同士の中でもリーダーシップを発揮しながら、復興や更にその先を見据えたみらいビジョンの策定やその推進のための将来的な寄与含めて期待します。 ※本事業では、土地の購入はできません。建物の建設費用(8割)は助成対象です。

対象となる団体

被災6市町において、多様な世代によるコミュニティの再構築および地域の復興を目的とする「拠点」を創り運営する意思を持ち、以下の条件を満たす団体 〇被災6市町村に居住する地元住民が中心になって運営されている (広域避難等のため、現在は運営者が地域外に住む場合も含む) 〇法人格を持つ(任意団体は、事業期間中の法人化が必須) 〇設立した拠点を事業終了後5年間以上継続して活用・運営する意思および体制がある

公募説明会

5/14に実施し、終了いたしました。 公募説明会の資料はWebサイトからご覧ください。 https://fund.readyfor.jp/d_deposits/24_ktrb

事業情報

事業種別

2024年度通常枠

事業分類

災害支援事業

事業対象地域

石川県輪島市、七尾市、珠洲市、能登町、穴水町、志賀町(能登半島地震の被災地の中でも被害が甚大だった奥能登・中能登地域の6市町)

社会課題

子ども及び若者の支援に係る活動

経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援

地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動

地域の働く場づくりや地域活性化などの課題解決に向けた取組の支援

総事業費

¥249,680,744

団体情報

団体名

認定特定非営利活動法人カタリバ

団体WEBサイト

https://www.katariba.or.jp/

団体の目的

認定特定非営利活動法人カタリバは、「どんな環境に生まれ育っても未来をつくりだす力を育める社会」を目指し、すべての10代が意欲と創造性を手にできる未来を実現することを目的としている。「困難を抱える子どもたちを学びにつなぐ」とともに、「探究的な学びを届ける」ため、全国の自治体や団体・学校・企業等と連携を結び、少し年上の先輩との「ナナメの関係」や「本音の対話」を軸に公教育改革を実践している。

団体の概要・活動・業務

東日本大震災での支援活動をきっかけに、2016年熊本地震、2018年西日本豪雨災害(岡山)で子ども支援を実施。その後、2019年に災害時こども支援チーム「sonaeru」が発足。現地のニーズや状況に応じ、子どもの心のケアと居場所づくりや教育行政・学校支援に取り組んでいる。2019年東日本台風災害(長野・宮城)、2021年熱海土砂災害・佐賀豪雨災害・2023年能登半島地震等の被災地で支援活動を実施。

その他詳細情報