地域山林の未来を担う林業者サポート事業
受付終了
2024年度通常枠
団体名
地球と未来の環境基金
公募期間
2024/11/20 (水) ~ 2024/12/22 (日) 23:59
採択予定団体数
5団体
助成予定期間
2025年4月(予定、契約書締結後)から2028年2月末
助成予定額
3年間にわたり年間500万円を助成する(合計1,500万円/団体)。主には自伐型林業を普及する実行団体の活動費であり、事務局の人件費と旅費が中心となる。小規模林業(自伐型林業)者の支援については、国の制度において支援対象として位置づけられておらず、地方の団体にとって財源のない持ち出しになるため、地域では必要とされながらも活動できなかった。実行団体がその活動費を確保することで大きな進展を期待する。

公募メッセージ
我が国は世界でも有数の森林大国(国土面積の約7割)ですが、森林資源の活用は、森林組合や大きな林業事業体に頼り切っています。小規模な林業事業者は、林業の「担い手」の主軸からは外されており、国からの支援も限定的です。 しかし、小さな林業「自伐型林業」の取り組みが全国で広がり始め、、新たな林業の担い手や山林所有者からの相談などが増えてきました。それに伴い、地域の声の受け皿となる組織へのニーズが高まっています。 本取り組みは、その組織づくりのための事業です。地域組織を全国で創出させることで、試算上、年間70兆円にも上る森林の多面的機能を、地域住民とともに発揮できるような展開に進展させ、業者任せの大規模集約型の森林管理から、小規模分散型の地域主体の森林管理へ移行するきっかけにしたいと考えています。3年間の事業を経て、手つかずの森林の増加、減る林業者、引き継ぎ手のいない山林所有者などの諸課題に向き合い、解決へと導ける地域組織(実行団体)の創出を目指します。
公募情報
期待する活動概要
地域に根差した活動を行う団体としての基盤を整え、自伐型林業者の育成とサポートを行い、放置され荒廃した山林の整備と環境保全を目指す活動。 (1)山林や地域の情報の把握(集落事業、地質・地形情報、人間関係、放置山林等) (2)活動地域の自伐型林業の模範となる「モデル林」づくり (3)地域内のキーマンやステークホルダーの把握と整理 (4)近隣市町村の団体や企業と連携した広域での支援体制の構築 (5)公益的な活動を見据えた自治体との連携、関係性作り (6)事務局機能の確立と、事業終了後も継続的な運営が可能な体制の構築 (7)地域内外への、活動の報告等の情報発信の実施 (8)事業終了後も視野に入れた資金の調達 (9)資金分配団体と連携した助成事業としての成果の最大化
対象となる団体
全国に数ある自伐型林業に取り組む団体のうち、中間支援に適した資質を持つ団体が候補となる。公平な考えを有し、たとえ好条件の山林を頂ける話があっても、我田引水せず、地域全体の利益として他人に任せられるような組織である。また、周辺市町村まで俯瞰した目を持ち、各地で苦労する実践者のサポートに時間を割ける団体を想定している。
公募説明会
日 時:2024年12月3日(火)17:00~18:00(終了時間は多少延長する可能性があります) 場 所:オンライン(zoom) 申込締切:2024年12月2日(月)18:00 申 込:https://forms.gle/17T3GLddQPSkURuz7 説明会の様子は後日録画したものを配信予定です。 また、説明会終了 30 分後より、希望者を対象とし、事業計画書の項目について例を用いて説明する「事業計画書ワークショップ」を実施します(18:30~1時間程度を予定)参加をご希望の方は、説明会の申込フォームから合わせてお申し込みください。こちらはクローズドとさせて頂くため、後日の録画配信はございません。
事業情報
事業種別
2024年度通常枠
事業分類
草の根活動支援事業
事業対象地域
全国
社会課題
子ども及び若者の支援に係る活動
社会的課題の解決を担う若者の能力開発支援
地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
地域の働く場づくりや地域活性化などの課題解決に向けた取組の支援
総事業費
¥15,750,000
直接的対象グループ
小規模分散型の「自伐型林業」を推進し、隣接する複数の自治体で活動が可能な団体
人数
15人(3人×5団体)
団体情報
団体名
地球と未来の環境基金
団体WEBサイト
http://www.eco-future.net/団体の目的
弊団体は、人間と自然との共生、持続可能な社会を形成するため、環境保全に係る実践活動や啓発活動、援助活動を通じて地域環境や地球環境の保全に寄与することを目的とした団体である。地域に森林と共生できる自立した小さな「経済」を作ること・森林を守り育みながら継続できる事業や生活基盤作りを支援すること・地域の人の営み、農林漁業者、商工業者などと関わり地域全体の振興へ寄与することが大切だと考えている。
団体の概要・活動・業務
国内外の緑化事業・木材の生産、流通に関する啓発事業・村おこしや地域おこしの事業等、企業や市民が積極的に環境保全活動に関われるプログラムを提案・実践してきた。企業等の助成プログラムが最適な成果を上げるため、受け手であるNPOの資金ニーズや活動実態を的確に把握し、プログラム設計・開発、コンサルテーション、事務局運営実務などのサポートを行うことで実績を上げてきた。